出典 :http://www.nhk.or.jp/sanadamaru/story/story14.html#mainContents
大河ドラマ真田丸では天下分け目の関ヶ原のシーンが50秒程度で終わり「高速関ヶ原」とネット上で盛り上がってますね。
加藤清正は秀吉の家来の中で石田三成と並んで人気のある武将です。
福島正則と武闘派として戦で出世してきた人。
そんな清正がなぜ関ヶ原に参加しなかったのか?
それは島津家の内乱に清正が関与して家康から謹慎されてたとか、もし秀頼が参加した場合に西軍に寝返るのを家康が恐れたとも言われます。
そんな清正の都内ゆかりの地を訪れてみたいと思います。
さ・・・行きましょう。
大田区池上にある池上本門寺。
日蓮宗大本山 「池上本門寺」
住所: 東京都大田区池上1-1-1
電話: 03-3752-2331(代)
池上本門寺は、日蓮聖人が今から約700年以上前に臨終された地です。
近くの「洗足池」は日蓮聖人が足を洗ったことに由来しているようです。
清正は熱心な日蓮宗信者でもあったようで、池上本門寺には加藤家にまつわるものが多いです。
この石段は、加藤清正の寄進によって作られたと伝えられ、96段あります。
清正の娘で御三家の一つ紀州藩徳川頼宣の正室となった瑤林院(ようりんいん)が寄進したといわれています。
左が実物ですが現在は撞くことはないようです。
これを見つけるのが大変でした。
総合案内所で聞いたのですが、パッと回答はいただけず、他の場所を案内。
迷走しました…
実はめちゃくちゃ近くにあったという(^_^;)
池上本門寺の地図です。
http://honmonji.jp/outline/keidai.html
一番下が、石段です。
階段登り、門をくぐると左手に鐘楼があります。
その隣には霊宝殿があり、
供養塔は霊宝殿の裏にあります!
現地の地図でもネット情報でも
意外と場所が書いてないのでお間違えなく。
鐘楼と霊宝殿の間に入り、右に曲がり霊宝殿の裏へ。
この供養塔も瑤林院が父清正の38年目の忌日に供養のため造立したそうです。
さて、本門寺から出て国道1号の方に降りていくと、日蓮さんのお墓「多宝塔」があります。そしてその裏、階段登り上にいくと、紀州徳川家の歴代のお墓もあります。
池上本門寺の顔ともいうべき「五重塔」。国重要文化財でもあり、桃山時代の五重塔は全国でこちらのみ、価値が高いものですね。
「力道山のお墓はこちら」という看板が目に入りました。
三つ目の看板を経て、到着。
http://www.sansyo-housing.co.jp/realestatemv7/html/house/index4.html
銅像の右側に書かれた寄贈者には三沢光晴や小橋健太の名前も含まれてました。
力道山のお墓がなぜ池上本門寺にあるのか?
どうやら近所に住んでたからのようです。
朝鮮出兵で勇敢な姿が伝えられている清正が大事にし、朝鮮から日本に帰化し昭和のスターとなった力道山が眠る池上本門寺でした。
加藤清正を巡る旅、次は白金の覚林寺に行こうと思います。