出典:abeyaro.com
先日、映画「続・深夜食堂」を観てきました。
まず最初に、TV番組および映画の「深夜食堂」についてご紹介すると、原作は安部夜郎さんの漫画『深夜食堂』です。
新宿ゴールデン街のような昭和な飲み屋横丁にたたずむお店『めしや』は、営業時間が夜12時から朝7時まで。
深夜営業のお店なので、常連さんからは『深夜食堂』と呼ばれているのです。
といったような解説が、毎回オープニングで流れます。
TV番組「深夜食堂」で火が付き、第一弾映画「深夜食堂」も昨年放映。
日本だけでなくアジア各国でも人気だったそう。
この11月5日から続編の映画がスタートしています。
僕もこの「深夜食堂」が好きで、映画に合わせ再放送されているTV番組も録画してかかさず見ています。
平日残業を少しして新宿へ。
さ・・・行ってみましょう。
今回訪れた映画館は「新宿バルト9」。
眠らない街新宿のこの映画館にはレイトショー(深夜)割引がありません。
ただし、平日17:30-19:55の間に上映開始する作品は1300円に。
この時間帯を狙い、19:20開演に遅れて到着。
いやぁ、期待どおり愉しめました!
今回のテーマの一つは「豚汁定食」でした。
この店のメニューは豚汁定食、ビール、酒、焼酎のみ。満を持して「豚汁定食」がテーマに。
ただ、深夜食堂ではこのメニュー以外にもマスターに頼めば何でも作ってくれます。
NHKのドキュメンタリー番組「ドキュメント72時間」もそうですが、人間染みたストーリーが僕は好きなんだと思います。
「深夜食堂」の場合には、お客とマスターの交流を軸にしたオムニバスストーリーを社会問題をあぶり出す形で組み立てています。
ところで、好きなドラマや映画などに登場するお店やロケ地って、行きたくなりますよね。
冒頭に新宿ゴールデン街の名をだしましたが、ロケ地で使われたリアル「めしや」は存在しないそうです。
つまりセットが作られ、撮影されたようです。
場所は、埼玉県入間市にある倉庫内。広さ300坪の倉庫に「めしや」や飲み屋街の街並みがまるごと作られたそう。
(参考:http://www.meshiya-movie.com)
深夜から営業を始める深夜食堂ですが、ネットで調べると都内・関東近辺には本当に実在しているとのこと。
映画の余韻に浸りながらリアル深夜食堂も初体験したいと思いたい!
とはいえ、映画を観終わってもまだ10時前。
ネットで探した新宿のリアル深夜食堂の開店までまだまだ時間があります。
その日は平日なので次の日を考えると無茶はできないということで・・・
悩んだ末、新宿で最寄りの24時間営業のお店を目指します。
お店の手前、花園神社の前を通るとたまたまお祭りをやってました。
商売繁盛のため「熊の手」を売る出店がたくさん。人もたくさん。
帰りに新宿駅にも「熊の手」を持った人を見かけました。
さて、「飲食笑商何屋ねこ膳」さんへ。
僕が行ったときにはカウンター・テーブル席すべて満席でした。
ただ、定食使いのお客も多いのか、少し待つとすぐに席が空きました。
まずはビールセット600円
定食は500円から、おつまみは50円から提供されています。
エビフライ1本180円と明太キュウリ250円
味噌カツ親子丼730円
野菜が高騰しているご時世に、キャベツをこれでもかと言うほど食べました(笑)
こんなお店が近所にあれば一人暮らしの方には重宝されますね。
深夜食堂の経営が成り立つのは、それだけ夜のお仕事をしている人が多い、東京の繁華街ならでは。
人生の悩み・憤り・喜び・悲しみ・・・人間模様が垣間見れる「深夜食堂」に魅力を感じるのでしょう。
そして人それぞれの想い出料理のオーダーに答えてくれるマスターと、静かに受け止めてくれるお店の雰囲気も。
リアル深夜食堂へ今回初めて行きましたが、僕のような田舎者が東京人に対するそんなある種の期待が関心になっているのかもしれません。
実際にはTV番組や映画のようなお客の距離感、ドラマのような話はないのだろうけど・・・
新宿で終電を逃したことはないけど、もしそうなったらポジティブに気持ちを切り替え、深夜食堂へまた行こうと思います。
飲食笑商何屋ねこ膳
TEL:03-3200-1710
住所:新宿区新宿5-17-1
営業時間:24時間営業
定休日:なし
食べログ:https://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13043840/