サッカーJリーグ、アルビレックス新潟が最終戦に負けるも奇跡的にJ1残留を決めました。
2004年にJ1に上がってから幾度となく、J2降格危機を乗り越え残留を続けています。昨年も最終節で残留を決めました。
一方で今季、降格3チーム中で最後のチームとなった名古屋グランパスは、Jリーグ設立当初からのチーム「オリジナル10」のひとつ。
アルビレックスの残留力に感心すると共に、地元新潟人としては来季もJ1での試合が観れることに喜びこの上ないのです。
アルビの最終節の相手は、サンフレッチェ広島。大きく分類して「育成型」の両チーム。
広島で活躍してた人気選手が優勝した浦和レッズのレギュラーに名を連ねています。
新潟の方も、ブラジル人を育てた上で少し前の浦和や、日本人でも名古屋へ川又選手、大阪のキーパー東口選手など、育てたのち、移籍金でチームへ恩返し、また若手を育てるというサイクルを特徴としています。
そのようなチームが常に生き残るにはどうすれば良いでしょうか?
恐らくひとつには、これからのオフシーズンでどのような計画を立て、選手獲得などマネジメントしていくか、が大切だと僕は考えます。
「もしドラ」で一躍有名になったドラッカーは計画について、
計画において重要なことは、明日何を行うかを考えることではない。
明日のために今日何かを行うかを考えることである
と、述べています。
出典:『マネジメント』p156
目標と現実とのギャップを埋めるために計画があるとすれば、アルビの例で言えば来季やその先の中期を見て、足りないものは何かをしっかり確認するのが大切なことは言うまでもありません。
サッカー選手がフィジカルプレイが多く、ケガによる予測不可能性、選手生命の短さを考えれば、ビジネスパーソンである僕は計画しやすい存在と言う事もできます。自分自身や人生をマネジメントし、計画を立てやすい立場なのです。
そのなことを考えつつ、東京オリンピックを目指す若手選手のように2020年をとりあえずのゴールとして設定し、気持ちを高めようと思うのです。