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今シーズンの初レースは昨年に引き続き、新潟県の湯沢コスモスハーフマラソン。

朝一で高速に乗り車で会場へ。

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まずは受付を、と思ったらなんだか人集りが。

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テレビ番組「ラン×スマ」で走る元AKB48の秋元才加さんにちょうど遭遇。

握手してもらいました!
幸先がいい。

11月12日(土曜)にBSNHK1で放送予定とのこと。

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出店ブースもでて、いいですね。

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◼︎コースの特徴

さて、この大会のコースの特徴は、最初はずっと登り、後半に越後湯沢の駅前へ行きます。

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高低差が、、、

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◼︎暑い中スタート

スタート・ゴールは中央運動公園。

いざスタート。

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とにかく暑い。最高気温は28℃だった模様。

暑さと登りで3、4キロぐらいで歩き始める人がちらほら。

僕も15キロぐらいまでは我慢できたけど、その後は給水で水やスポンジをひたすら体にかけまくる。

タイムはなんとか1時間59分。
この大会の自己ベストが1時間28分なのですが遠く及ばず。

久しぶりに暑くて辛いレースでした。

 

◼︎参加費

ハーフマラソンの参加賞です。
↓タオル

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↓温泉チケット

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ランナーがこれを持って行くと、当日限り無料か500円で湯沢温泉を堪能することができる

↓さすが米どころ、コシヒカリ。そして試供品のおかき。

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◼︎川端康成の『雪国』

さて、越後湯沢と言えば、『伊豆の踊子』で有名な川端康成の作品『雪国』の冒頭、

国境の国境の長いトンネルを抜けると雪国であった

で有名な土地ですね。

川端は日本人初のノーベル文学賞作家。

もしくは、バブルの時に東京のお金持ちがこぞって湯沢のマンションを別荘として買い、立ちまくった土地でも知られています。

マラソンの参加費でもらった温泉チケットを見ると、、、

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この中に「雪国の宿 高半」(旧:高半旅館)を発見!

その名の通り、川端が『雪国』を書いた宿です。

通常では1000円(宿泊者以外)のところ、コスモスマラソンランナーは500円。

もともと寄りたいと思ってたので、行くしかないでしょう。

 

◼︎高半

まだレース中で交通規制がかかってるのでややまわり道で向かいます。
川端が「雪国」を書くために三年過ごした宿に到着。

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上越新幹線で冬にはすぐにゲレンデがあるので有名な「ガーラ湯沢駅」の隣り。

高台というか山の傾斜にある。

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不思議なことに新幹線が駐車場の下を通っている。

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さ・・・行ってみましょう。

受付で温泉チケットと500円を渡すと、エスカレーターで温泉のある二階を案内してくれた。

「川端先生のお部屋も観てくださいね。写真撮影もご自由に。」とありがたい言葉!

500円かかるとどこかで見た気がしたが、ラッキー。

まずは疲れた身体と汗を流しに温泉へ。

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男湯には内風呂が二つ。

優しいぬめりがとても気持ち良かった。景色も湯沢市街が見下ろせて最高。

 

浴場の入口にはある休憩場所には机と本棚、書物や絵本がビッシリ。

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早速、入口にありました!

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そして、川端康成の写真。

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いよいよ「かすみの間」へ。

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ここで『雪国』が生まれたんですね。

 

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部屋からは湯沢市街が見下ろせます。

ただ建て替えの際に移築されたと思うので、当時とは若干景色は違うのかも?

 

かすみに間を後にして、再び記念室へ。

映画「雪国」のロケの様子や出演者と川端先生の写真が壁に掛けられてました。

そのなかには…

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川端が高半旅館に滞在中に出会ったのが『雪国』のヒロイン「駒子」のモデルとなる芸者・松栄。

 

右手の記事を読むと、松栄は川端と恋に落ち、会いたい一心で雪の中を支度した一方で、湯沢を去る時には本以外は何も持たなかったようです。

川端との思い出も湯沢に置いていくように。

そして川端がノーベル賞を受賞したときも、亡くなった時にも何も語らず、自分が「駒子」のモデルだということを誇ることも一切なかったようです。

 

 

秋桜と書いてコスモスの花言葉は、「調和」「謙虚」「乙女の真心」。

マラソンコースの脇に時折咲いていた秋桜と、松栄の謙虚や真心を擬えて学んだような気がしました。

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◼︎らっさんのマラソン大会チェック「越後湯沢秋桜マラソン」
・場所:新潟県
・参加費:5000円(ハーフ)
・東海道1.5次(東京)からのアクセス:★★★★☆(4点)
・応援・盛り上がり:★★★★☆(4点)
・参加賞:★★★★☆(4点)
タオル、温泉チケット、コシヒカリ、おかき
・リピート願望 :★★★★☆(4点)
3年連続4回目


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らっさん

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歴史とマラソンが好きなサラリーマン。フルマラソン自己ベスト3時間14分。 夢に描いている自分、なりたい自分の姿に向かって、毎日を大切に挑戦していきたいと思っています。
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