先週の大河「真田丸」では家康さんは直江状に怒り心頭でしたね。
出典 NHK真田丸特別サイト
直江兼続役の村上新吾さんによる
朗読はこちら
直江状はその名の通り、上杉景勝の家老、直江兼続が家康を批判し、侮蔑した書状です。
家康は、上杉に謀反の疑いありとして上洛を勧告しましたが、それに応じず、「直江状」を送り、露骨に家康に敵対する姿勢を見せたというもの。
関ヶ原の戦いというと西の戦を想像しますが、もともとは直江状からの上杉への会津征伐がきっかけ。
東でも戦が繰り広げられています。
■直江状の痛快さを抜粋、意訳
・色々な噂が流れているけど越後は雪国なので冬の間は何も出来ませんよ〜
・戦に備えて武器を集めているというが、田舎者の武士のしきたりで、上方の武士が茶器を集めるような感覚です。
・秀頼様をないがしろにするようでは、かりに天下を狙って行動しても、悪人とよばれるのは避けられず末代の恥辱だと思いますよ〜
長さ6メートルにも及ぶ書状を兼続は一夜で書き上げたとも言われてます。
「真田丸」でも怒った家康は直江状を破ってましたが、実物は現存してません。
伝えられている直江状は江戸時代に内容も加筆修正されたものだと言われています。
さて今回の100名城巡りは、その上杉家で戦後時代に軍神と呼ばれる強さを誇った上杉謙信の居城春日山城。
昨年秋に訪れて100名城スタンプはゲットしていますが、直江状に感化され再訪。
東京からは北陸新幹線上越高田駅が出来たのでアクセスは良くなりました。
謙信公の銅像。
駅から春日山城跡までは車で30分ぐらい。
ぶらっと春日山高田号という観光バスが運行しているようです。
僕は今回も車で春日山へ。
春日山神社入口に駐車場や売店があります。
※100名城スタンプは麓の「ものがたり館」にありますのでご注意を。
謙信公の銅像前からスタート。
山城なので結構登るのはしんどいです。
直江家屋敷跡など途中あります。
謙信公が出陣前に祈願した毘沙門堂
そして本丸、天守跡に30分程度で到着。
本丸跡からの眺望は素晴らしい。
上杉謙信は武田信玄と5度も川中島で戦った。
でも信玄に救援の塩を送ったり、
領土を目的に野心で戦をしたことは
1度も無かったという。
まさに「義」のあつい武将でした。
残念ながら関東出兵を前に突然49歳で亡くなりました。
帰りに「上越市埋蔵文化財センター」に寄ります。
ここでは無料の企画展「謙信公と春日山城展」をやつてます。
おもてなし武将隊も会えれば
撮影に応じてくれます。
上杉景勝役のおもてなし武将。
「真田丸」の遠藤憲一さんとは雰囲気がだいぶ異なります。
景勝さんに「直江兼続は?」と聞くと、「この春に出立して。。」
どうやら不在のようです。
直江状のシーンが出て
稼ぎ時なのに、惜しい。
帰宅後に上杉おもてなし武将隊のFacebookページを見ると…
応募は35歳までで
ダンス踊れて
上越に自己負担で移住できる
などが条件のようです。
広い直江屋敷は無理でも
せめてレオパレスでも
居住費を負担してあげて(≧∇≦)
らっさんのお城チェック「春日山城」
・お城の好き度:★★★☆☆(3点)
・東海道1.5次(東京)からのアクセス:★★★☆☆(3点)
・城下町・周辺の盛り上がり:★★★☆☆(3点)
・スタンプの管理:★★★★☆(4点)
・リピート願望 :★★★☆☆(3点)