沼田城を後にして、名胡桃城へ向います。
先ほど間違えた17号線へ再び。
沼田城との距離は約5キロとのことですし、道路沿いにあることから間もなく到着。
駐車場の脇にすぐ案内所が立っています。
続100名城スタンプをゲット。
すぐ隣から入城。
堀もあり、復興が進んでます。
蜂がぶんぶん飛んでいるのでご注意ください(笑)
のぼりに「歴史を変えた」とあります。
ご存知の通り、秀吉の仲裁により沼田城が北条氏の領地になりましたが、
この目と鼻の先にある真田家の名胡桃城が気に入らずに侵入。
これが勝手に戦いを起こしてはならぬというルールに歯向かったこととして北条氏討伐、北条家滅亡のきっかけとなったお城です。
NHKの大河ドラマ「真田丸」では、家康に、真田が大切にしている沼田領を北条氏へ渡せと言われ、
真田昌幸は仕方なくのむも、先祖代々の墓があると主張して名胡桃城を死守しましたね。
現場に行ってみるとわかるのですが、名胡桃城の方が沼田城を標高が高く(という印象)、見降ろす感があります。
もう一つ思ったのは心理的側面もあるのではないかと。
沼田城から見て、名胡桃城の方角の先には越後があり、上杉景勝が背後に構えているという印象を与えたのではないでしょうか。
これはらっさんの推測に過ぎませんが、真田昌幸ならそういったことも考えていたのではないかと思いました。
関越自動車道「月夜野IC」からすぐです。
岩櫃城編につづく。