http://eiga.com/movie/56149/gallery/10/
2012年に公開された映画『テルマエ・ロマエ』のロケ地に使われたことで有名な銭湯『稲荷湯』へ行ってきました。東京都北区にあります。
『テルマエ・ロマエ』は阿部寛さん演ずる古代ローマ人ルシウスが現代日本の銭湯へタイムスリップするというストーリー。
『稲荷湯』は東京都北区にあります。
池袋から埼京線で板橋へ。
さ・・・行ってみましょう。
板橋駅東口から10分ぐらい。
創業は大正、レトロでテンションが上がります。
「わ」の意味は⁈
お風呂が沸(わ)いた、すなわち営業中を意味してるそう。
玄関で靴を脱ぎ、下駄箱へ。
下駄箱の鍵を番頭の女将さんに渡すと、鍵の何かが付いてないと、やたらと謝られる。
460円を払うときに「タオルもください」と僕が言うと、折り畳んだタオルと石鹸を貸してくれた。優しい。
そんな女将さんの名は土本紀子さん。
http://www.1010.or.jp/mag-tokyosento-tsutimoto/
とても綺麗に整理され、ゴミもない。ご家族で伝統を受け継いでるんですね。
そして、これぞTHE日本の銭湯と言うべき富士山の絵が!!
お風呂は3つ。
まずは真ん中。
熱い、43℃くらい。
右手のぬるま湯へ。
そして左手の激熱湯へ。
ルシウスがケロリン見てビックリするぐらい、僕にとっては熱かったです…
http://eiga.com/movie/56149/gallery/10/
風呂上がりにはコーヒー牛乳をいただく。120円。
番頭の女将さんが鍵のプラスチック部分を直しておいてくれてました。
脱衣所では常連さんたちと女将さんが明るく会話している、とても良い雰囲気の銭湯でした。
板橋駅へ戻ります。
駅前には、 新選組隊長近藤勇のお墓があります。
http://www.kurofune-shachu.com/shiseki/itabashi.html
処刑され胴体がここ板橋に埋められ、首は京都へ。
仲の悪かったと言われた新選組二番隊長の永倉新八がここを整備し、一緒に眠っている。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/板橋駅#/media/
駅前広間に座る場所があり、少し休憩してると、大荷物を持ったyouに英語で話かけられる。
聞くと、パリから東京の芸大に通うため、今日きたばかりの23歳の青年。
wifiがないからこれから住むアパートの場所がわからないそうだ。
Googleマップで調べてあげると駅から12分ぐらいの場所だとわかった。
芸大では彫刻を学んでいるとのこともあって以前訪ずれたブリュッセルのしょんべん小僧の話などして盛り上がる。
タクシーを捕まえ、運転手さんに行き先住所と、おおよその運賃を聞いてあげた。
パリの芸術家の卵は、無事に到着したのだろうか…
テルマエロマエのロケ地を訪ずれたら、ローマ人ではなく、フランス人に会った不思議な日でした。
稲荷湯
●住所:北区滝野川6-27-14
●TEL:03-3916-0523
●営業時間:14時50分〜25時15分
●定休日:水曜
●交通:
都営三田線「西巣鴨」駅下車、徒歩6分/埼京線「板橋」駅下車、徒歩6分