2015年、ユネスコの世界遺産に登録された軍艦島へ。
最盛期には5000人が住み、世界最大の人口密度に。当時の東京の人口密度の9倍とも言われていましたが、現在は無人島となってます。
最近では「進撃の巨人」実写版のロケ地になったことでも有名に。
世界遺産には軍艦島をはじめ山口・九州を中心とした8県23遺産で構成する「明治日本の産業革命遺産」として登録されてます。
今回の旅先、長崎に限ってみると8つ。
・小菅修船場跡
・三菱長崎造船所第三船渠
・三菱長崎造船所ジャイアント・カンチレバークレーン
・三菱長崎造船所旧木型場
・三菱長崎造船所占勝閣
・高島炭鉱
・端島炭鉱
・旧グラバー住宅
軍艦島は端島の通称。
ボランティアの人も言ってましたが軍艦島全体が世界遺産ではなく、
端島炭鉱の設備跡が対象なんです。
思いのほか「三菱」造船所関連が多いです。
そして長崎の人気観光スポット、グラバー邸も含まれてます。
英国商人トーマス・グラバーの旧邸宅。
園内の上部には旧三菱第2ドックハウスがある。
グラバーと三菱財閥の繋がりは濃く、グラバーは生涯日本に住み、三菱に関わり続けた。
そしてこのグラバー邸には坂本龍馬もたびたび訪れていたという。
同じ土佐藩出身で一代で三菱財閥を築き上げた、岩崎弥太郎。
そんな2人のラテアートが
楽しめるお店が長崎市内にあります。
レストランとカフェが数店並んでいる
シーサイドスポット「長崎出島ワーフ」内。
カフェ「アティック」さんです。
弥太郎と龍馬。
ハイクオリティ!
グラバーさんなど他の人も描いてくれます。
長崎港ターミナルのそばにあり
軍艦島ツアーや出島に観光のついでによってはいかがでしょうか。
坂本竜馬と岩崎弥太郎、
大河ドラマ「龍馬伝」では、土佐にいる頃から面識があったと描かれています。
実際はそういった事実はなく、
面識が出来たのはずっと後からのようです。
グラバーを始めとした欧州の国々が倒幕軍に武器や留学生の受け入れなど長期的な関係性を築きいてきたのは事実。
そしてその間に坂本龍馬はいた。
岩崎弥太郎が50歳で亡くなる前、グラバーに再建を託したビール会社がある。
ジャパン・ブルワリー。
後に「麒麟麦酒」と改名される。
今夜はキリンビールを飲みながら考えたいと思う。
明治維新は何だったのか、と。